• "庁舎整備"(/)
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  1. 仙台市議会 2017-12-26
    新たな本庁舎・議会棟の整備調査特別委員会 本文 2017-12-26


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから、新たな本庁舎・議会棟の整備調査特別委員会を開会いたします。  本日は、説明員として財政局の関係職員及び議会事務局職員に御出席をいただいております。よろしくお願いいたします。  本日の日程は、お手元に配付の日程に記載のとおりでございます。  なお、本日の委員会終了後に、議会棟及び議会機能のあり方についての調査の一環として、お手元に配付してあります日程案のとおり、宮城県議会を視察したいと考えております。県議会には午後3時をめどに伺う予定でございますので、委員会の円滑な運営に御協力をお願いいたします。  なお、この件につきましては、議長に対し委員派遣の申し入れを行いますのでよろしくお願いをいたします。  次に、委員の皆様に2点御報告がございます。  まず1点、本庁舎の建てかえに関しまして、第1回有識者会議検討項目に関する本委員会における委員の意見について、前回、追加の御発言があり、その取り扱いについて正副委員長に御一任いただいておりました。お手元に配付しております資料のとおり整理し、去る12月15日に議長に御報告をいたしました。同日、議長のほうから市長宛てに、この内容で送付をいただいております。  なお、各項目の表題について、副委員長とも相談し、わかりやすくなるよう一部修正しておりますので御了承お願いいたします。  また、第1回有識者会議が、先週12月21日に開催されております。後ほど、財政局より、その内容について御報告いただく予定としております。  御報告の2点目でございます。お手元に写しを配付しております。去る12月1日、市長より議長宛てに、議会棟及び議会機能のあり方について、検討の依頼がありました。この件につきましては、各派代表者会議で報告がなされ、本委員会において意見を取りまとめるよう各派代表者会議で整理がなされたとのことでございます。議長より私のほうにお話がございました。この内容については、既に本委員会の中で調査が行われておりますので、引き続き、委員会としての調査を進めてまいりたいと考えているところでございます。  なお、平成30年5月をめどに取りまとめ予定基本構想中間案検討内容を反映できるようにとのことでありますので、議長に対する報告時期は、当初の予定より1カ月程度早くなり、4月上旬ごろと見込んでおります。そのため、既に御協議いただいております年間開催日程以外にも委員会を開催することもあろうかと思いますので、その点どうぞ御理解いただきたいと思います。  また、この議会棟及び議会機能のあり方については、議会としての意見を取りまとめることになりますが、これまでの委員会でもお話ししましたとおり、委員相互意見交換を踏まえつつ、最終的には会派として御意見をお持ち寄りいただき、委員会としての合意形成を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。  この件について、御発言はございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕  なければ、そのようなことで進めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、協議に入ります。  本庁舎の建てかえについてでございます。  先ほど申し上げましたが、去る12月21日に第1回有識者会議が開催されたとのことでありますので、その内容について、財政局より御報告をお願いしたいと思います。 2: ◯庁舎管理課長  それでは、第1回有識者会議で御議論いただきました内容についてでございます。
     資料1をごらんください。  こちらの資料は、先週12月21日に開催されました第1回仙台市役所本庁舎建替基本構想検討委員会における各委員からの御意見等でございますが、正式な議事録としてまとめるにはもう少し時間がかかるため、事務局である庁舎管理課において、聞き取りにより要旨をまとめた暫定版でございます。そのため、最終的には一部修正がある場合がございますので、あらかじめ御了承いただければと存じます。  1のコンセプトについてでございますが、上の段落に記載しております、市庁舎は市政を反映するものであり、市の総合計画等に照らし、市の根本がこうなので、それを実現するために庁舎をこうする、ということをコンセプトの段階から明らかにしたほうがよいという御意見を初め、中段あたりに記載しております、地域特性や仙台らしさに関しての御意見。また、下の段にあるような、防災性のある庁舎が必要で、災害対策本部の機能も充実させるべき。新庁舎を防災教育の教材として、市民や子供たち免震装置等の実物を見ることができるようにしてほしいといった御意見がありました。  利便性の部分では、庁舎へのアクセスが課題であり、地下鉄勾当台公園駅と新庁舎との地下直結を希望する。また、新庁舎等を経由して青葉区役所やアーケードのほうに移動できると便利であるといった御意見や、セキュリティ面はあるが、市民が入りやすい、親しみやすい庁舎としてほしいなどといった御意見がありました。  裏のページになりまして、2の立地についてでございます。勾当台地区以外には考えられないといった御意見を初め、勾当台エリア内部だとしても、現庁舎敷地か公園かという二者択一ではなく、その中間案的な、例えば市民広場との間の道路を廃道して、そこに庁舎を建てるという案があってもよいのではないかといった御意見や、定禅寺通、市民広場、市役所の三つをどのように結び、相乗効果を持たせるかも検討する必要があるなどの御意見がありました。  また、保存樹木も大切であるが、伐採ではなく移植を考えた上で、現庁舎敷地市民広場のところに一体的に、今の勾当台公園にもまさるようなもっとよい公園をつくれば、公園が10年使えなくてもよいという市民理解も得られるのではないかといった御意見がありました。  3の事業手法につきましては、マンションとの複合化は、苦労の割には余りリターンがないと思うといった御意見や、音楽ホールの位置づけや立地は定まっていないが、何か特別な要請がない限り、複合化は難しいのではないかと思うなどの御意見がありました。  最後に4、その他の御意見でございますが、市民意見を得る機会が少ないので、ふやすことを検討していただきたいといった御意見を初め、委員の皆様が御議論をする上で参考となる資料の要望が数点ございました。具体的には、地下鉄の出入り口なども含め、庁舎に入れる、入れないといった考え方を含め、勾当台エリア近辺公共施設の位置をまとめた資料ですとか、勾当台のどこに新庁舎を設けるか検討するに当たり、地下部分にどのような制約があるのかを確認できる資料。また、現庁舎を建設したときのコンセプトがわかる資料。さらに、第2回目で議論するテーマとなっております新庁舎の機能と規模に関する会議資料補足説明資料なども求められておりますので、これらの資料を準備し、引き続き第2回目の検討委員会で御議論していただくことを考えております。  また、作成した資料につきましては、こちらの調査特別委員会の委員の皆様に対しましても、資料が確定次第配付させていただきたいと存じます。  なお、資料1の後ろに添付している資料につきましては、前回の調査特別委員会において、第1回有識者会議に提出予定の資料としてお示しした資料のうち、本庁舎の建てかえに関する市民、仙台市議会調査特別委員会からの御意見を修正したものでございます。委員の皆様からの御指摘を踏まえまして、左側の市民からの御意見についてのはじめに記載してある説明内容につきまして、ホームページのアクセス件数等の記載を削除いたしました。また、右側の調査特別委員会からの御意見の欄につきましては、12月15日付で市議会議長から市長宛てに御送付いただきました内容をそのまま転記させていただきまして、このように確定した資料を12月21日の有識者会議で御説明をいたしたところでございますので、本日、委員の皆様に改めてお配りをさせていただいたものでございます。 3: ◯委員長  ただいま庁舎管理課長から御説明をいただきましたけれども、委員から質問をいただきたいと思います。いかがでしょうか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕  それでは、次に移りたいというふうに思います。  第2回の有識者会議において協議いただく予定の項目について協議をいたします。具体的には、前回の委員会の資料5、新庁舎の機能と規模についてであります。この資料5については、前回12月1日の委員会で、財政局より御説明をいただきました。まず、この件について、改めて当局へ質疑等がありましたら御発言をいただきたいと思いますが、何かございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕  なければ、この項目については持ち帰りいただいておりました。それぞれ各委員の御意見を順次伺ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 4: ◯柿沼敏万委員  私から1点、2点お話をさせていただきたいと思います。会派のことにつきましては、橋本副委員長から、私どもの会派のことはまとめてお話をさせていただきたいと思います。  この資料5を拝見して、私は、どちらかというと議会棟と新庁舎は一体棟のほうがいいのではないのかなという感じで、この庁舎の機能を十分に発揮するには、そのほうがいいのではないのかなというふうに思っておりました。  それから、私は、それぞれの機能にどういうふうな対応をするかということですけれども、やはり、機能については、やはり市政の進展によって、恐らく庁舎を建てれば30年、40年、50年と使用するとなれば、その時代その時代の、機能の要請が生じてくると思いますので、どちらかというと機能を一つずつ細かくするよりは、庁舎全体の大きさといいますか規模を、やはり余裕を持ったというか、そういうふうなことを考える中で、少なからず余裕のある庁舎づくりというものを心がけておいたほうがいいのではないのかなと。機能はここにも書いてございますけれども、これらが必要ですが、さらにその時代の要請が、私は機能的なものが出てくると思いますので、その辺を考慮しながら、この資料5のところに加えていただければいいのではないのかなというふうに思っていました。 5: ◯佐藤正昭委員  私は、前の前のときもお話をしたんですけれども、これからの世の中というものは、大きく変わることが予想されている。それは、一つにはAIだとかIoTだとか、今までの事務的な作業というものは、これはだんだんなくなっていくんだろうなと。とある生命保険会社では、1台のロボットを新入社員として雇ったら、25人分の働きをすると、入力作業をするということで、そういうことになって、役所の機能というものも変わってきて、そういうところから市民のために新しくいいものを発想しよう、無から有を生み出していくようなそういう役所、議会にこれからなっていくんだろうなと思われます。そういった中で、この庁舎というものは、そういうのを考える上で大切で、そういう頭をクリエーティブにできるというのですかね、しっかり考えることのできる機能といいますかね、そういうものが一つ大切なんだろうなと思いますし、やっぱりそういう新しいこれからの未来というものを見据えた中で考えていかなきゃならないんじゃないかなと。今までのことに余りとらわれ過ぎるのはよくないなというのが1点。  あとは、前回も私言いましたように、つくる場合に、やっぱり一つの局が二つ三つのフロアにまたがるということは、これは不利益を生ずるんじゃないかなと思うんです。それは、いろんなところで、議会なんかでも議論されてました。ずっと庁舎が幾つものビルに分かれているということで、その時間的なもの、そして経済的なものというのは、ロスというのははかり知れないということもありましたので、それ以上に今からはスピードを要する時代なので、一つの局が一つのフロアに入るぐらいの、そのくらいの横の幅、横の面積は持っていたいなと思うのが第2点目。  そして、第3点目は、我々大切な仙台市の負う使命として、東日本大震災を受けた母都市として、やはり危機対応の部分、そして、何か大災害があったときには、ここが一つのステーションとなる、市民が駆け込んできて、ああ、よかったなというそういうスペースになるということがありますので、そういう視点も大切かなと、大きく三つの視点について申し上げました。 6: ◯菊地昭一委員  資料5については、何がどうのこうのっていうことはありませんけれども、基本的にこれから議論されるのかとは思いますけれども、人口減少時代に突入する中で、じゃあどれだけの行政機能議会機能災害対応機能、四つのこの機能を確保しなきゃだめなのかっていうのは大きな問題だと思うので、そういう意味では当然、人口減少時代の中で職員の数もふえるということは考えにくいというのもありますので、そういう意味での考え方はしっかり、30年、40年、50年、下手したら100年もたせるかもしれない庁舎ですので、その考え方は一つ要るのかなと。  それと、調特でちょっと話しましたトイレの考え方、ここには具体的なものまで出てませんけど、今の庁舎のトイレは最悪ですよね。もう、最悪のトイレで、1階の市民のへやの隣のトイレなんかは、全く、今どきあんなトイレ、珍しくてないくらいのトイレで、しっかりとしたトイレで、しかも女性に優しいトイレというのは間違いなく市民の人が来やすい場所になると思うので、そこは、ここの資料5の中に盛り込むのか、次の段階なのかわかりませんけれども、それはどこかにしっかり私は入れてほしいなと思います。 7: ◯花木則彰委員  この機能と規模についてということでの結論というよりは、何をどう考えていかなきゃいけないかという整理だというふうに思っているんですが、中でも市民利用情報発信機能ということで整理をされていますが、ここがもっと市民から見ても、あ、そういうことねというのがわかるものにもうちょっと肉づけしないといけないのかなと。委員の人のお話の中にも、用事がないと来ないと。用事はないんですよ、基本はね。今の市役所本庁舎には窓口機能はないですから来ないわけで、やっぱり来てもらえる、あるいは来るような市役所にしようというコンセプトがないと、今の利用状況の中だけで個々の機能について考えると、そんなに要らないよねという話で終わっちゃう気がしていて、そこをぜひ考える必要があるんじゃないかなと。  Dのところで、やっぱり多様な主体が集う交流協働の場の設置というふうに書かれておりますけれども、仙台市が市民協働をもっと発展をさせていく、市民から市政に関連して、身近なことから、あるいは大きなことまでですけれども、どんどん市民の方が意見を言ったり、それを市役所はよく聞くし、また、ただ聞いて、はいはいっていうだけじゃなくて、ワークショップというふうに書いてありますけれども、本当に何か一緒になって市政というのはつくり上げていくんだなという市民協働を発展させていく中で、この市役所が場所としてちゃんと位置づくというのが大事かなというふうに思っています。市民センターだとか地域のやつは当然ありますけれども、地域の問題はそこでやるにしても、仙台市政にもっと全体にかかわるようなことで、こんな意見を市民の人たちが持っているんだというのを訪れた人がわかるようなコーナーというか、今だと市政情報センターはありますけれども、調べるためというよりも、何かそこでみんないろんな意見を交流し合っている、考えを交流し合っているという場所になるような工夫というのが、やっぱり必要かなというふうに思っています。  そのほかの機能については、当然なきゃいけない機能がざっと整理をされているということで、それぞれの機能について、必要な広さだとか、設備だとか、そういうことをこれから検討していっていただくしかないかなというふうに思いますが、大きな意味ではここの部分はもっと肉づけしてというか、我々自身もイメージ持って議論していく必要があるかなというふうに思っています。 8: ◯相沢和紀委員  会派としていただいた資料については、コピーをして各議員のほうにお渡しをして、これから意見集約をしていこうという話にはしております。  示されたこの機能と規模についての資料をもとに、今、各委員から話が出されましたけれども、やはり区役所制というものとどういうふうに切り分けをするのかというところが一つ大きな中心になろうと思います。  もう一つは、その市民利用という意味で、震災の遺構、遺構として荒浜小学校がありますけれども、それに関する防災の拠点施設もまだまだ見えていない。しかし一方で、10年先に震災復興のメモリアル施設を一体でつくると。これもまた時間的な制約があるだろうというふうに思います。私は、やっぱり市民利用施設、市民が立ち寄るという意味では、今、仙台において欠けているのは、環境問題のアピール、環境サロンが東北大のほうに整備はされましたけれども、これもなお不十分だというふうに思います。そういった意味では、環境問題、これからの温暖化問題を含めた地球規模の問題に対して、仙台市が大きく発信をしていく、そういう場にこの市民利用かつ情報の機能を抱き合わせて、そんなにそんなに面積はとれなくても、今の東北大につくったやつの数倍あれば十分かと思いますので、そういったものを入れて、市民が集う、そして考える、そういった場をつくるべきではないのかなというふうに考えます。  そのほかの部分については、それぞれ各論があり、場所の選定含めて連動する形になると思いますので、今後の中で御議論をさせていただきたいというふうに思います。 9: ◯田村稔委員  先日の有識者会議でも御意見が出たということが報告されましたけれども、新庁舎の利便性の向上、これは非常にやっぱり考えていかなくちゃいけない。私はそのためには、ぜひとも地下の、地下機能を最大限利用すると。その近隣の主要施設に地上に出なくても地下から行けるという、最大限それを利用できるようなことを考えていく必要があるなというふうに思っております。 10: ◯村上かずひこ委員  いろいろ御意見はあるとは今お聞きしましたけれども、やはりICT機能の最先端、防災対策会議を開く上でも、いろんな仙台市のあらゆる場所の角度から見えるカメラを設置するとか、会議が最先端の会議を開けるシステムを導入するのは当然だとは思っております。  それと、あとは今度行く堺市なんかも、屋上が堺市の一番の観光施設のようなんですが、全部見渡せるんですけれども、(「最上階」の声あり)最上階。群馬県庁なんかもそうらしいんですけれども、そういった機能をどうするのか。最先端の技術を入れるということと、あとエネルギー問題、今お話、相沢委員のほうからありましたけれども、要するにゼロ・エミッション、要するに炭素を一切発生しないシステムエネルギーシステムを考えていかなければならないのではないかと思っています。 11: ◯木村勝好委員  これから構想を練って、実際につくり始めて、そこを使い始めるまでおよそ10年かかるということですよね。そして、実際にでき上がってから五、六十年で使えなくなるんじゃなくて、やっぱり80年とか、場合によっては100年見通せるような建物にしなきゃいけないだろうというふうに思うんです。ということは、今から100年先のことという話になります。  今から100年前というと1917年、第一次大戦が終わったころですよね。つまり、100年先を見通すということは、多分、人間の頭じゃ無理なんだろうと思います。だから、今こうだから多分こうであろうということにあんまりとらわれ過ぎると、逆に将来を縛ってしまうのかなというふうに私は思います。  むしろ、どういうことが起きるかわからない、つまり、今考えていることよりそれ以上のものが起きる可能性ってあるわけですから、そういうときでも対応できる庁舎とはどういうものかなというふうに考えると、やはり広さの上でも、いろんな施設の上でも、余裕を持ったつくりにするということはすごく大事なことだなというふうに思うんですね。小さくつくってしまったものを大きくすることはできませんけれども、余裕のあるものであれば、使い方についてはいろんな工夫ができるんだろうというふうに思いますので、やはりそういう視点は必要なのではないかなと。  それから、余り複雑なものを盛り込まないということで、やっぱりシンプルということはすごく大事なことだと思うんです。音楽ホール云々という話もありましたけれども、もう既に様相が変わってきてますよね。県は、仙台市と一緒にやらずに、あそこでやるといい、仙台市は県と一緒にやらないと言っているんだから、近場に音楽ホール二つつくるって話にはもうならない、既にね。だと思うので、そういう意味でいうと、余裕のあるものを、余り今の発想に縛られないでシンプルにつくっていって、100年はもたせるよというふうに考えたほうがいいのかなというふうに私は思います。 12: ◯橋本啓一副委員長  会派として、比較的近年、庁舎を新しくされたところ、もしくは新しくしようとしているところの都市のいろいろ情報調査を会派として行ったわけであります。そんな中で、長期的な視点と、そしてまた時代の要請に合ったそういった視点をまず考えるべきではないかと。そういったためにはやはり、他都市がどういうふうな視点から、どういうふうな考え方を持って庁舎をコンセプトとして考えているのかということをやっぱりみんなで調べてみましょうということで、会派としては、同じ政令指定都市である横浜市、京都市、川崎市、千葉市と、そしてまた、もう少し小さい藤沢市、習志野市、茅ケ崎市と、秋田市も含めて調査をしましたけれども、先ほど、我が会派の柿沼委員佐藤正昭委員からは、大きな視点からの会派としての意見を先ほど述べていただきましたが、やはり、いろいろ細かく各所属議員の意見を聞いていきますと、やっぱり細かいところがたくさん出てきているわけですね。  そうすると、どういった視点あるかというと、例えば、行政、議会、この中でどういうふうな機能を持つべきか、そしてやはり、忘れてはならない災害対策危機管理の視点、そしてあと市民利用情報発信の視点と、大きく三つ、分けてみるとそういった形での発言が多かったわけでありますけれども、少々細かいところを申し上げさせていただきますと、やはり先ほどの市民利用ということを考えると、やはりもっともっと市民の方々に、確かに出先としての大区役所としての区役所の存在はありますけれども、もっと市民の方々に利用していただけるような機能、これを充実するべきではないかと。ロビーであったり、情報提供をもっとしやすくする。相談機能とか、市民協働がもっともっと一緒に行っている機能を考えるべきだ。もしくは、市民スペースをもう少し、ワークショップ研修スペース意見交換のできるスペースも考えてはいかがかというような話もありました。  また、避けては通れない環境への配慮をした施設のあり方であったり、やはり市民の方々が立ち寄れるわかりやすい、そういったその市民、そして来仙者の方々が利用しやすい、仙台を感じられるような庁舎という機能も、ちょっと抽象的かもしれませんが、これから考えていくべきではないかと。言うまでもなく、バリアフリーの徹底、ユニバーサルデザイン、これはもう言うまでもありませんけれども、先ほど申し上げましたが、環境への配慮や間仕切り等によって、いろんな広さで、いろいろ機能を変えられるそういった仕組みづくりも新たな庁舎としての機能があってもいいのではないかと。もっと言いますと、市の名産の展示であったり、もっと言うと、コーヒーとか飲めるようなスペースもあると、もっともっとお年寄りの方々から若い方々まで利用しやすい機能を持たせる可能性はあるのではないかと、そういった意見もあったわけであります。  また、先ほど申し上げました災害対策危機管理上の機能からいいますと、言うまでもなく災害対策本部設置、そして機能が、この新しい庁舎に求められるわけでありますけれども、やはり限られたスペースの中では相当厳しくなるということを考えると、各局が横断的に情報共有をしっかり図ることができるそういったスペースやフロアの確保、レイアウトも考えなければいけないと思うし、報道機関を初め関係機関がしっかりとそこで活動できるスペースも考えなければならないと。  また、新しくできた市立病院等にも対応してますけれども、大型のヘリが対応できるヘリポートの設置であったり、時代の要請と先ほども申し上げましたけれども、地下シェルターやNBC、核兵器、生物兵器、化学兵器、こういったものに対応できる機能も、今から検討してもいいのではないかというような意見もあったわけであります。  そして、最後になりましたけれども市民利用、情報ということもありました。先ほどの市民の方々に利用してもらいやすいような機能はあるということがあると思います。  最後に、行財政改革、これが我々議会にも行政にも求められているわけでありますけれども、これは一委員の意見ということもありましたが、例えば、交通局等の局が、なかなか財政上相当厳しいということを考えると、自分たちのビルではなくて、こういった市の庁舎に入ってくるということも検討に値するのではないかという意見もあったということであります。そういったことになると、バスプールというところもまた付加的に検討しなければならない視点も必要になってきますが、そういうさまざまな意見が会派としてはあったことを御報告させていただきます。 13: ◯委員長  御意見を各委員からいただいたわけでございます。  いただいた御意見は、第1回有識者会議への対応と同じで、整理をして御検討いただくようにお願いしていくわけですけれども、まず一つ、それぞれの委員から貴重な御意見をいただきました。多岐にわたる問題提起というか視点もありました。委員同士でこれから検討を深めていく上でお聞きしておきたいということがありましたら、この際伺いたいと思いますが、よろしゅうございますか。よろしいですね。  それでは、繰り返しになりますけれども、ただいまいただきました御意見につきましては、第2回の有識者会議に御報告いただくことで私のほうから議長に報告をいたしまして、議長より御当局に送付いただくことで考えております。  なお、まとめ方につきましては、正そして副の委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  では、そのようにさせていただきます。よろしくお願いいたします。  それでは次に移ります。  次は、議会棟及び議会機能のあり方についてでございます。  まず、前回、前々回の委員会において委員より御発言がありました件とあわせて議会事務局から御報告願いたいというふうに思います。 14: ◯議会事務局庶務課長  それでは、まず、資料2、政令指定都市及び宮城県の議会棟の基本情報及び各室の概要について、資料の上の欄から順次御説明申し上げます。  まず、議会棟の整備形態です。独立棟となっている議会は、本市並びに宮城県、千葉市、横浜市、静岡市、広島市、北九州市、熊本市の8自治体となっております。  次に、議会棟の建設年ですけれども、最も歴史があるのが京都市の昭和2年、最新が堺市の平成16年となっております。なお、仙台市の昭和40年よりも歴史があるのが、川崎市、横浜市、静岡市、名古屋市、京都市の5都市となっております。  次に、議場です。議員定数、現員数、最大議席数、記者席、一般傍聴席、それぞれに記載しておりますが、最も議席数が多いのが横浜市の92席、議員定数が最も多いのが横浜市と大阪市の86人となっております。記者席につきましては、固定席なしとなっている自治体は仙台市を含めて10自治体となっております。傍聴席についてはおおむね100席前後ですが、名古屋市は356席となっております。名古屋市に確認しましたが、理由は不明とのことでございました。ちなみに、愛知県の県議会のほうは、同じく多くて、傍聴定員は350名という状況でございました。  次に、委員会室です。本市と同じ6室となっているところが、宮城県を含む8自治体、5室が千葉市を含む7都市、4室が札幌市と堺市、3室が相模原市を含む4都市となっております。また、常任委員会数と同数の室数となっているのが宮城県を含む11自治体で、委員会室数より委員会数が上回っている都市が札幌市を含む8都市となっております。確認はしておりませんが、委員会は、同時開催ではなく、日時をずらしたりして開催しているようでございます。  次に、会議室及び応接室等です。なしという都市もありますが、都市によってさまざまな状況でございます。  資料2につきましては以上でございます。  続きまして、資料3、政令指定都市及び宮城県の議会棟の主要な諸室面積について御説明申し上げます。  各政令指定都市及び宮城県の1)本会議場、2)委員会室、3)会派控室、4)正副議長室、5)応接室・面談室、6)会議室、7)図書室、8)事務室、最後に合計ということで、各諸室の面積と議員定数で割った1人当たりの面積を記載しております。表の下から3行目に政令指定都市の平均を記載しておりますが、1)本会議場、2)委員会室の議員1人当たりの数字は、仙台市が広いということになります。なお、2)委員会室については、常任委員会室のほか特別委員会室や議会運営委員会室も含まれますので、数値だけでは広いという判断は難しいのかと存じます。  なお、平均の欄の下に参考といたしまして宮城県と横浜市の答申の最大値を掲載しております。  資料3の説明は以上でございます。  次に、資料4でございます。横浜市の新庁舎整備基本計画より一部抜粋した資料になっております。  前回の委員会におきまして相沢委員より、横浜市で議会側から目標面積を提示しているが、どのようなスペースで今整備が行われているのかという御質問がございました。横浜市に確認したところ、資料にもございますとおり、議会機能については、答申での想定面積7,900平米から9,000平米の最大値を基本計画としており、現在、各諸室の広さ等につきましては議会主導で検討を進めているそうでございます。なので、まだ詳しい諸室の面積は出ておらないそうでございます。  次に、資料5でございます。こちらは、現在の仙台市議会の会派控室、委員会室の面積になります。参考ということでおつけしております。  説明は以上でございます。 15: ◯委員長  ただいま議会事務局庶務課長から御説明をいただきました。ただいまの説明について、委員各位からの御質問がございましたらお願いいたします。 16: ◯木村勝好委員  念のためにお尋ねしますけれども、仙台市議会の場合は、常任委員会室、これもそうですけれども、議会だけじゃなくて、ほかの用途にも結構頻繁に使っていますよね。議会以外の会議も結構いっぱいやっていますよね。ほかの議会の場合は、同じように、我々と同じように、仙台市議会と同じように、こういう委員会室を議会以外のところでも結構頻繁に使っているのか、あくまでも議会の委員会室なりそういうものというのは議会の専有になっているのか、その辺はどうですか。 17: ◯議会事務局庶務課長  全都市に確認したわけではないのでございますけれども、一部の都市に確認したところ、やはりいろんな用途であいている時間帯は使っているということでございました。 18: ◯木村勝好委員  その辺せっかくですから、ここに出した政令市あるいは宮城県を含めて、もう一回きちんと調べてもらえませんか。 19: ◯議会事務局庶務課長  承知いたしました。 20: ◯委員長  では、どうぞよろしくお願いをいたします。  ほかに御意見ございますか。御質問。 21: ◯柿沼敏万委員  傍聴席、先ほどちょっと説明があったんですが、何か傍聴席の基準といわなくても、おおよそこういうふうな視点で、考え方で設けていますというような話はございましたでしょうか。ありましたら御紹介いただければというふうに。非常に差があるといいますか、規模が大小あるような感じで受けとめていたんですけれども、今後、傍聴席はいろんな意味合いで議論の中心といいますか、議論になるような気がしますので、その辺のこと、わかりましたらお願いしたいと思います。 22: ◯議会事務局庶務課長  基準等は特にないところでございます。 23: ◯柿沼敏万委員  一言で言えば、議会の機能を、あるいは本会議場をセットしたときに、余裕といいますか、傍聴席はこのくらいでやりましょうかというようなことでつくったのかなというふうに理解していてよろしいんでしょうかね。  最近、ここにも丁寧に車椅子等々、盲導犬のことも書いていますけれども、やはりどちらかというと余り対応してないところが結構あるなというふうに思ったものですから、お聞きしたということです。 24: ◯菊地昭一委員  傍聴席の話が出たので、せっかくなので傍聴者、各都市の傍聴者が年間通じてどのくらいなのか。例えば、平均すると幾ら。大変申しわけないですけど、名古屋市議会は傍聴に行ったことあるんですけど、350席もあって、大変少なかったんです、傍聴する人が。非常に円形の議場で、河村市長が当選して、これはなかなか視察に行ったらおもしろいだろうなと思って行ったんですけど。中身はおもしろかったんですけど、傍聴者は本当に少なかったというそういうのがあって、傍聴席はいっぱいあっても、傍聴者がどのくらいなのかというのがちょっと、できたら、調べられる範囲でいいんですけど、ちょっと可能であれば。 25: ◯議会事務局庶務課長  傍聴者数については、ちょっと調査させて、次回の委員会なりでお示ししたいと思います。  なお、仙台市においては、約平均で20名前後という状況でございます。 26: ◯相沢和紀委員  今の傍聴席の件で出たんですけれども、私からも一言お願いしたい点があります。それは、時代とともにそれぞれのスペースの面積というのは変わってくると思うんですね。仙台の場合も、簡単に言うと客席の小さい版みたいな形で、車椅子にするともう4席ぐらい一緒に、一気に潰してしまわなきゃならないスペースになっている。建築年次を見ますと、かなり古いところが多くて、新しいところで傍聴席、1人当たりどれくらいのスペースをとっているのか。古いのはね、もうこれからつくるわけですから、古いのは参考にしなくてもいいと思うんですけれども、新しく平成に入ってできた箇所、何カ所かありますよね。そういったところで傍聴席1人当たりのスペースというのはどれくらいを見込んでいるのか。単に座席数だけじゃなくて、そういった部分もこれから議論しなきゃいけなくなるので、できれば資料をいただければというふうに思います。 27: ◯委員長  傍聴席の椅子の広さということでのお話でしたが、前後とか、あるいはフラットなのか、どれくらいの傾斜なのか、傍聴席全体に関してのいろんな視点があると思いますけれども、その辺含めて資料をいただければありがたいと思うんですが。 28: ◯議会事務局庶務課長  次回までにお調べして、事前に配付できるものは配付させていただきたいと思います。  なお、熊本市だけなんですけれども、車椅子用席が15席とかなり多かったものですから、ちょっと事前にお問い合わせしたところ、あいているスペースがあれば、入れる範囲で対応しているという状況だそうです。なので、基準などは特に設けてないという状況でございました。 29: ◯木村勝好委員  せっかくですから、ここに出ている傍聴席の数というのは、本会議場のことですよね。私見てると、仙台市議会で、本会議よりもむしろ委員会の傍聴スペースが少ないのかなと。特に予算と決算の特別委員会なんかは、かなりあふれんばかりになっているときもあるので、できれば、ほかの議会の委員会室の傍聴の環境というのはどういうふうになっているのか、それももしわかれば、ぜひ教えてもらいたいと思います。 30: ◯議会事務局庶務課長  次回まで、これもあわせて調査させていただきますので、よろしくお願いいたします。 31: ◯委員長  ほかにございますか。(「なし」の声あり)  それでは、この件については、私のほうで副委員長とも相談して検討項目整理表を作成し、事前に皆様にお配りしておりました。その整理表をもとに御意見を伺ってまいりたいというふうに思います。  検討項目としては、1、基本的な考え方として、議会棟及び議会機能全体のコンセプトについて並びに議員数、委員会数について。2番目、形態として議会棟の整備形態、一体棟または単独棟について。3番目ですが、諸室の考え方として、設置すべき室、議場、委員会室、会派控室等でございますが、その性能、仕様について。4番目として、規模の考え方といたしまして、議会棟として望ましい床面積の想定についての四つの論点をまとめていくこととなります。  なお、各地の議会棟のあり方についての例については、あわせて事前にお送りしておりましたので、御参考にしていただければというふうに思います。  現在の議会棟の課題や課題を踏まえた方向性などにつきましても、忌憚のない御意見をお伺いできればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、順次、各委員の御意見をまた伺ってまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 32: ◯柿沼敏万委員  議会棟の基本的な考え方で、ここに形態がございましたけれども、先ほどちょっと申し上げましたが、やはり時代の進行によっては、独立棟というよりは、私は一体でつくっておくのがよろしいのではないのかなと。先ほど来出ていますけれども、フロアの使い方で十分対応できるのであって、二元制だから別々というよりは、むしろ一つの建物としてどうお互いに相乗的な機能が発揮できるかという視点で考えていったらどうだろうかなというふうに思っておりました。  委員数が、合併があって大きくなるということは非常に考えにくいことでございますので、現状をベースにして、今の機能をどう充実あるいは広げていくか、拡充していくかというふうなことを考えますと、今の仙台市の遂行している機能を膨らませていくという考え方で進んでいっていいのではないのかなというふうに思っていました。  繰り返しになりますけれども、やはりその時代時代で議会として果たさなければならない役割というものが出てくると思いますので、そのときに機能というものも付随してきますので、やはり少しは余裕のあるというのでしょうか、それなりの対応ができるような議会のスペースがあっていいのではないのかなというふうに思っていました。 33: ◯佐藤正昭委員  明治以来というのですかね、仙台市というのは、合併を経て大きく成長してきた。私は、これからも逆にそういうことがあり得ると思っておるんです。名取市も富谷市も利府町も、いわゆる仙台圏でありますから、仙台圏。仙台にお勤めに来た中で買い物なども、逆に言えば、我々が買い物なども富谷市に行ったり、名取市に行ったりということで、やっぱり経済圏としては一体じゃないかなと。一体なのに行政区が分かれているというのは、若干不自然なところもあるんであって、そういう観点からすればそういうことも踏まえながら、私常々、やっぱりこのところ議会の議論が活発化、活性化していると思っているんですね。それは、この委員会だって、過去にこれほど集中的にやった調査特別委員会というのはなかったわけで、そして、皆さんの協力で、いじめの調特だって、あんなに理事会や委員会をやっているというのも、過去これまで合併のときにそういうことがあったのかもしれないけれども、それにしても問題が、いろんな問題が我々に課せられてきている。いろんな問題が多くなってきている。そういう認識なんですね。だとすれば、委員会というのは数がふえるのは当然だと思ってるんですよ。だから、委員会室というのは、やっぱりフレキシブルにもう少し、そういう数が大きくなっても対応できるように。そして、先ほど木村委員もおっしゃいましたように、その委員会室の傍聴環境もどうなんだというその辺のところで、委員会室については、ふんだんに少し今までよりもとったほうがいいんじゃないかと。  あともう1点、私思っていることは、やっぱり面談室がなさ過ぎますよね。今面談室のとり合いになっていますよ、各議員の中で。やはりこういう厳しい時代になって、市民や市民団体からの要望、陳情、意見、ディスカッションというものがいっぱい多くなってきてますよ。そういったときにお話しするのに、やっぱりいろんなプライベートも含めて要望なんかもあるわけですから、そういうことに配慮しなければいけないという我々議員側の立場もありますから、そういう意味では、もう少し面談室が、今の2倍、3倍、4倍あっても少ないぐらいじゃないか。
     それともう一つ、同時に、やっている当局との打ち合わせ。このスペース的にも全く今のところ足りない状況でありますよね。情報漏えいなどにもなりますから、そういう意味では、打ち合わせのスペースというのも大切なものなんですよね。そしてやっぱりその相談者、我々プライベートなことも多いわけでありますから、そういうことが守られるような打ち合わせの、当局との打ち合わせのスペース、そして面談室のスペース、そして、委員会のスペースというものは、しっかりとっていただかないと、これから我々の活動が、縦横無尽にといいますかね、そういうことができないんじゃないかなと思っておりますという意見であります。 34: ◯菊地昭一委員  一番最初の基本的な考え、これは現行の議員数、委員会数で、今のところは考えていくしかないと思うんですけど、形態も、別棟がいいのか、一体がいいのかというのも、恐らくいずれ決まってくるとは思うんですけど、その中で、じゃあ本会議場をどうするのか。本会議場は、先ほどもちょっと他都市の比較では広いほうに入るというので、本会議場の広さ自体はそんなに手狭ではないんだろうなと。  それから、委員会室は、御存じのとおり第一から第六まであって、当局の人数が目いっぱい入ると傍聴席がなくなるようなところがあったり、これはもう検討しなきゃならない。  もう一つ、会派の控室。これも、こういうことを言ったら失礼ですけれども、しょっちゅう変わる会派もあるわけで、そのたびに間仕切りを変えて、議会事務局にとっては悩みの種で、そのたびに何十万もお金がかかるというそういう構造ではなくて、フレキシブルに変えられるような構造って今あると思うですよ。例えば、20人の会派が10人ずつ二つになったのにどうやって分けようとか、そういう小ぶりなところの控室も必要だったり、とにかく会派の控室は、私フレキシブルにして、全体的なスペースはもうちょっと欲しいですね。やっぱりちょっと狭いという、個々の、さっき言ったプライベートな相談とか何かするときには、やっぱり会派の控室の中でもできれば、面談室があると便利なところもあるでしょうから、それはしっかり確保しなきゃだめなのと、あとは事務局なんかの意見も聞きながら、例えば議長室がどうなのか、副議長室が来客踏まえたときどうなのかという個々にあるのは、今までの使い勝手を確認した上で、じゃあ広く、次するときには、全体の面積はどうなるというそういう観点からいかないと、広くしましょうしましょうだけでは、じゃあどれだけ狭くて今困っているのかと。例えば、決特も予特も、あの部屋も狭いのはもう歴然なんで、私たち一番後ろの席なので、後ろの席で記者の人がいて、パソコン、パタパタパタパタしたり、あとは傍聴の方がいらしたりして、結構気になることもあるので、その辺はやっぱりもうちょっとスペースがあればそういうのも解消されるのかなと思うので。ですから、どこが、今の現状でどこが手狭で、どこがこれくらい必要なのかという機能を、現状のもので一回きちっと分析をした上で、広さなどを考えていくべきだろうなとは思います。 35: ◯花木則彰委員  先ほどの面談室の話も、コンセプトにかかわるのかもしれないんですけれども、合併前の仙台市の市会議員というのは、相当地域の中にいたんだと思うんですね。だけど、今、合併して政令市になって、なおかつ定数減ってきて、市民の方から見て、市議会に何かお願いしに来るとかそういうのっていうのは、地域の中で身近にいて、やあやあってやれる人というよりも大分遠くなっている感じがするんですね。政令市の市議会にはね。そうすると、やはり市民にとって開かれた議会になっていくというためには、そういうこと、何かこう話聞いてほしい、あるいはこういう要望があるんだけれども、来るということで、市議会に来て、なおかつ市議会議員の人たちも割といるじゃないですか、議会に今は。会議があるときだけ来るというよりは、割と事務の人もいてつないでくれる。やっぱりそういう場所にもっと求められるような気がするんですね。だから、何か暗いところに行ってさ、暗い廊下で何か、誰が出てくるかわからないようなドアをさ、コンコンとやらなきゃいけないというのは、なかなかやりづらいよねと。もっと明るく、なおかついろんな、今言ったどういう人がいて、ここの会派にこうお願いに行くんだったら、どういう人を呼べばいいのか、つないでくれるような受付の人もちゃんといて、気軽に来てもらえるような議会棟にする必要があるなというふうに思っていて、そのときにね、聞くときに面談室みたいなそのスペースがちゃんとあって、別に会派ごとに分かれてなくてもいいけれども、来たらそういうところに御案内して、お話を聞けるということというのもね、確かに大事かもしれないなというふうに思いました。うちの部屋なんかでも聞きますけど、確かにね、狭いし、あと、うちの机の上ぐちゃぐちゃなのでね、なかなか恥ずかしいというのもありますけれども、こういうスペースと、応接をするスペースではないんだね。やっぱり仕事場になっちゃっているので、ちょっとそういう面では必要なのかなというふうには思いました。  あと、本会議場もそうですし、あと特別委員会もそうなんですけど、定数が減ったので、うちは端っこにいることが多いので毎回思うんだけど、あるんですよ、こう、スペースが。ね。あいてるわけ、どうっとこう、二つとかあいてるの。だったら、例えばあそこ横いっぱいに全部して、縦の列を1列減らせば、その傍聴のスペースだとか、今でも何かできそうな気はするんですけど、そういう工夫をすれば、そんなに今のスペースが狭い狭いというよりは、できるのかなという気がしますので、そういう工夫もしながら、基本は今のスペースよりは、本会議場と委員会室はですよ、余裕を持って広げなきゃいけないというふうにあんまりしないで、必要なスペースを算出をして、設計をしていってもらうというほうが、そこはちょっと押さえたほうがいいかなというふうに思います。  あと、一体棟か単独棟かということについては、一体のほうが融通がきくだろうなとは思いますので、この後どうなっていくかというのもわからないわけですから、長い時間考えると、一体棟で、どこかに区切りがつくれる。今もそうですけど、あれが区切りになっているかどうかよくわからないけど、一応ここから先が議会棟なんだなというドアが一応あるわけで、ああいう形で工夫していけば、一体棟でいいんじゃないかなというふうに思っています。  あとは、図書室はちょっとね、ほかの政令市なんか行って見ると、やっぱり議会の図書機能というのは、実は市民の人たちも利用していただいていいものとしてあるんですけれども、仙台の図書室に、一般の人がね、あそこに入って物調べましょうというふうにはなかなかならないですよね。議会の事務室のさらに奥の何か物置なのか倉庫なのかっていう感じになっちゃっているので、やっぱりもっと、札幌市などは割とオープンな感じでありましたけれども、そういったところも見習って、そこはやっぱり、そこも開かれた議会として議会の図書室というのを多くの市民の人たちにも使ってもらって、いろんな提案なんかもしてもらえるようなそういった場所にぜひなるように。広さも狭いようですので、それは、蔵書数や中身にもかかわるのかもしれませんので、そこは検討してもらいたいなと思います。 36: ◯委員長  私が一番期数が多いので、面談室のことを申し上げると、私が当選したときは二つしかなかったんですよ。たった二つ。これが今大分ふえてきているということですが、今でも足りない状態ですよね。流れとしては、本当に検討、大事だというふうに思いながらお聞きしておりました。 37: ◯相沢和紀委員  まず基本的な考え、これまでも出てますけれども、障害者含めて要望が強いバリアフリー化については、徹底して先を見越した対応をお願いしたいというふうに思います。  それから、電子化の部分ですね。これについても先進の議会においてはテレビ画面というか、モニター画面が大きく出されたりとか、中継も含めてされていますので、広報の関係も含めた電子化というものを意識していただきたいというふうに思います。  議員数については、この間、減少傾向、削減の方向にあるんですけれども、いつ民主主義の根幹である議員の定数を、いや減らすんじゃなくてふやすべきだという議論もあってしかるべきだというふうに思います。現在は、議席数は65人分確保されているんですけれども、実際に使っているのは55席で、現員数は52人と。ですけれども、60人ぐらいを想定をしたスペースにすべきではないのかというふうに思います。  それから、建て方の形態としては、最初にも申し上げましたように、一体化で整備を図るのがこの間の流れかなというふうに思いますし、コスト的にも、時間的にも優位ではないかというふうに思います。  委員会諸室については、意外と資料を見ると広いんですね。でも、使い勝手が悪いというふうに思うんですね。会派控室と委員会室が離れている。それから、会派控室においても、簡単に言うと自民党さんが議会棟にあって、もう一つの部屋がこっちの本庁舎のほうにあると。そうすると、なかなか会議といったって集まりにくいと。ですから、開店休業中だけどそういう形態があるので、そういった部分を克服できれば、非常に使い勝手はよくなっていくんじゃないかというふうに思いますので、レイアウト、配置という点で考えていただきたいというふうに思います。  それから、会議室については、これまで仙台市が、ほかの都市に比べて予算、決算が全員でという場が非常に多いわけですね。ほかの議会から比べると、予算も決算もそれぞれ委員会審議で全員参加じゃなくてやっている部分が多いというふうに聞きます。でも、仙台はそういう意味では全員が参加する会議が非常に多いということからすれば、全員が参加できる部屋は必ず確保すべきだというふうに思います。  それから、図書室については、先ほど花木委員からもありましたように、独立して、本当に市民に開かれた図書室、議会の記録も含めて公開し、利用できるようなものにしていただきたいというふうに思います。  一方で、議員待遇室というのが、これも一応形上はあるんですけど、ほとんど利用されていない。議員をやめられた方が年1回、2回、会合を持つというのであれば、それは委員会室等を使っていただいても十分ではないか。議員特権をここまで引っ張る必要はもうないのではないかと私自身は思っています。  そういった意味で、全体の規模というふうにすると、先ほどいただいた資料からすると3,500平米で、他都市の規模からすると、そう悪くはない状況になっている。ただ、問題は、配置が問題だと。そしてまた、使い勝手が悪いということですね。  先ほど建物の関係で仕切りを簡易に移せるようにというふうなこともありましたけど、一方では、各会派それぞれ競合する会派です。その中での秘密保持、そういった部分で言えば、壁から会議が聞こえてくる、そういうものではいけないんだろうというふうに思います。ですから、そことの兼ね合いというものも十分勘案した中で議論されるべきかなというふうに思います。  何をおいても、やっぱり配置ということが重要で、今の中では、私たちの会派も二つの部屋はありますけれども、別室というのはほとんど使われない状況になっている。そういったことを解消するようなレイアウトにしていけば、そんなにそんなに今のスペースから大きく倍に膨らまなくても、十分、議会としての機能は確保できるんじゃないかというふうに私は考えております。 38: ◯委員長  余計なことながら、老婆心ながらですけれども、この委員会で方向性を決めていくわけでございますので、誰に頼むわけでもございませんので、その辺どうぞ御確認、御認識を持っていただきながら御意見をいただきたいというふうに思います。 39: ◯田村稔委員  私の考え方、先ほど発言されました菊地委員の考え方に近いんですけれども、新しくするにしろ、議会棟というのはスペースは限られておりますので、自分の今までの議員活動の経験上、今度新しくするときはね、多機能型というか、これは委員会室であるとか、控室であるとか、会議室であるとか、全て含めて多機能というか、ユーティリティーというか、もうそのスペースにしろ、使い方にしろ、これしかできないとかというのではなくて、多用途にできるようなそういう工夫というのは、研究していけば絶対できるというふうに思っております。これは菊地委員と多分同じだと思いますけどね、私はそう思っています。 40: ◯村上かずひこ委員  今の議場の形態。議員がこっち側にいて、答弁者があっちにいて、聞く人が議員のほうを向いてしゃべっているという奇妙な形態なんですよ。堺市が円形なのか。要するに、国連の常任委員会の会議でも円形のところで会議やっているんですけれども、円形であれば、今の議場の形態だと、ほかに使えないんですよ。これ習志野市のここに書いてあるんですけど、議場そのものを市民、議員、行政がともに利用できる環境。要するに議場そのものを、大人数の会議ができるように私たちはつくるべきじゃないかと。例えば、いろんな会議、誘致してますけれども、そこで二カ国語の会議ができるとか、そういう新しいコンセプトを持って、議員以外の方が使えるシステムに私はすべきなのではないかと。円形を基本に、と私は考えていくべきじゃないかと思います。  あと控室なんですけど、議員の。つくるのはもう10年後なんですけど、今でさえあの壁が、アコーディオンカーテンじゃないけれども、完全な防音になる自由に動かせるもの、幾らでもありますから、もう10年後ですから、もっと最新のが出ると思いますので、そういうふうに動かせるところを使えば、会派が何人になろうが、自由自在に使えるのではないかと私は思うので、その機能も取り入れるべきだと思います。 41: ◯木村勝好委員  さっき100年後どうなってるかわからないという話もちょっとしましたけれども、100年後も日本が民主主義国家で、地方自治、地方行政はこういう形で、地方議会というのもこうであるというふうに、それを前提にしないと議論ができないので、そういう前提でお話をさせていただくと、やっぱり調べていただいたものを見ていてはっきりわかるなと思うのは、先ほど何人かからお話しありましたが、応接室・面談室のスペースが、我がほうの議会は平均の半分以下しかないんですよね。やっぱりすごく不自由している。同じく会議室もそうです。会議室についても、これまた平均の半分ぐらいしかないということで、非常にこれも不自由をしているというのが実態だと思います。  それから、議会図書室に至っては、図書室だか倉庫だかわからないという状態で、これもやっぱり、ちゃんとつくる以上は、本当に議員だけじゃなくて、一般の市民にも来てもらえるようなものにする必要があるんだろうなというふうに思います。  ですから、応接室・面談室、会議室、図書室、こういうことについては、もう少しきちっとスペースをとって、実際に使い勝手のいいように。確かにお話にあったように、以前は、たまにしか議会に来ないという状態が普通だったかもしれませんが、最近はもうほとんど年中来ていますよね。ですから、当然いろんな方々に来ていただいてお話しする機会があるわけですから、そういう意味でもそのスペースはきちんと確保すべきではないかなというふうに思います。  それから、先ほどお話しあったように、自由に仕切れると、なおかつ隣の声が聞こえなくて済むというのは、10年もたってしまえば本当にちゃんと技術開発できると思うので、やはりそういう発想が必要ではないかというふうに思います。  あとやっぱり委員会室については、我がほうの委員会室、第一と第三の広さって2対1ぐらいなんですよね。こんなに極端に違う必要はないので、基本同じくらいの広さにして、ですから、その場合は、説明員の数についてもね、何回も議論に出ていますけれども、もう少し工夫があっていいのかなと。毎回委員会に来ている課長なんだけど、一度も答弁したことないという人も随分たくさんいるんですよね、見ているとね。その辺のことについてもやっぱりいろいろ工夫する余地があるのかなというふうに思います。 42: ◯委員長  議員の常勤化というのは、本市議会でも顕著になってきているのではないかというふうに思います。それだけ仕事がふえているんだろうなということ、これは大事な視点だというふうに思います。  それと、庶務課長に伺いたい。これからの検討を深めるために。今、複数の委員から話題になりました議会図書室の取り扱いでございます。当初、図書室はかなり大事に扱われていたというふうに思います。図書室の運営のための委員会も開かれておりました。委員になった経験もございますけれども、それがいつの間にかですね、図書室自体が、お話にもありましたとおり、一時的とはいえ倉庫的な機能も発揮するようになってきたということです。しかし一方、図書、新しい図書は入れているんですよね。非常に、機能を生かし切っていないという感じがあります。これまたこれから委員の皆さんに御視察をいただくわけですけれども、先進的な建物になっている議会では、図書室を非常に広くとって、利用をしやすいようなそういう環境を整えているように見えます。それでお伺いしたいんですけど、今の議会図書室の扱いというのは、何か制度的に変わって今のような感じになっているんでしょうか。例えば、運営の委員会というのは今ありますか。ちょっとお聞かせください。 43: ◯議会事務局庶務課長  現在、図書室については、委員長おっしゃるような委員会等はございません。なので、何かしらの会議で検討されているという状況ではございません。  ただ、図書に関しては、きちんと最新の図書を入れているという状況でございます。 44: ◯木村勝好委員  私の記憶だと、しばらく前までは運営の委員会みたいなものをやってましたよね。(「ありました」の声あり)これいつからやめたんですか。 45: ◯議会事務局庶務課長  すいません。そういう記憶が全くございません。申しわけございません。 46: ◯菊地昭一委員  図書室と関係ないんですけど、実はこの議会棟の面積の出し方ですけど、会派の控室というのが、仙台市は結構、全国平均からいってもそんなに少なくない面積なんですよね。ところが、今の現状を見ると、みんな分室になっているわけですよ。恐らくほかは分室はなくての控室ではないかなと思う。ですから、正直言って、うちも分室を除くと、分室は2階にあるものですからめったに使わないんですね。そうすると、控室だけ見ると、9人で66平米ですから、1人7平米、大体恐らくそういう感じだと思うんです。現実は。ですから、この一概に会派の控室の面積だけで比較すると、他の政令都市と、そうすると平均からちょっとしか少なくなっていないんですけど、今、相沢委員からも出たように、使い勝手がめちゃくちゃ悪い会派の控室になっているというのがこれでわかるのかと思って、改めてこうやって比較してみたら、分かれてるんですよね、控室が。だから、その辺も恐らく、今度の新しい議会棟の中では、同じ例えばスペースにね、1階に会派の控室があって、その隣に例えば会議室も含めた分室みたいなものがあれば、物すごく使い勝手がいいわけですよ。ところが、全く離れているんで、非常に使い勝手悪いというのがこの比較でわかるのかなと思ったので、意見です。 47: ◯委員長  今、図書室のことについてお話をしておりましたけれども、これも大事な検討課題に入っておりますので、いろんな質問が出てくると思います。要望も出てくると思いますけれども、その辺を踏まえて御準備をいただきたいというふうに思います。  それから、菊地昭一委員から、データを分析したことについての御意見がございました。これも大事な御指摘だと思いますので、この委員会の中で、委員同士の意見を交えながら方向性を決めていくことだろうというふうに思いますので、また改めて、重ねて御意見をいただきたいというふうに思います。 48: ◯柿沼敏万委員  図書室ですけれども、これは市民に開放されているものなんですか。 49: ◯議会事務局庶務課長  市民の方も御利用できるようになっております。月に何回かは、市民の方が御利用されている状況にあります。 50: ◯柿沼敏万委員  いつでも見られるようになっているわけ。市民図書館のような感じで受けとめてていいの。 51: ◯議会事務局庶務課長  所管は調査課なんですけれども、そのように時間内であれば入って図書を閲覧などできるようになっております。 52: ◯柿沼敏万委員  そうすると、保管しているのは図書だけですか。それとも、ほかのものも同じ部屋にあるわけですか。書類的なものは。 53: ◯委員長  具体的に、書類的というと。 54: ◯柿沼敏万委員  議会専用的なものありますよね。 55: ◯委員長  例えば。 56: ◯柿沼敏万委員  例えば、どう言ったらいいんでしょうか。 57: ◯委員長  図書室にある資料。 58: ◯柿沼敏万委員  図書室にある書類というのは、単純に図書的なものでなくて、資料的なものもありますかという意味ですね。 59: ◯委員長  庶務課長、閲覧対象は何になっているかですね。議員ももちろんですけど、市民の皆さん方。 60: ◯柿沼敏万委員  聞きたかったのは管理の問題が入ってくるなと思ったんですよ。だから、同じ部屋でどうぞというのであれば、ついているわけでございませんので、フリーに見られるとなれば、その図書室にある書類というものには、事前にきちんと整理されたもので図書室に入れているんですかという管理のことですね。 61: ◯委員長  つまり、何を開放しているかということでもあると思うんですけれども。 62: ◯議会事務局次長  しっかり確認はしていませんけど、図書室に置いてあるものは基本的に公開しているもので、一般的に我々が事務で使っているような一般の人が普通は見られないようなものを一緒に置いてあるということはないかと思います。 63: ◯柿沼敏万委員  ああそうですか。それならいいんです。 64: ◯委員長  図書室につきましては、検討項目には当然入っているわけでして、委員の皆さんの御意見をどうぞよろしくお願いいたします。 65: ◯相沢和紀委員  先ほどですね、ちょっと意見反映の部分で抜けた部分がありましたので、委員会室の関係です。委員の席は、テーブルがあって椅子があるんですけれども、記者席も改善されてテーブルを置くようになりました。答弁者側は、局長なりの部分の最前列はテーブルがありますけれども、そこから後ろは皆パイプ椅子だけということですね。これに対して多くの出席者は、資料を持ち込んでいます。ですから、そういったものを少なくともパイプ椅子で前に倒せるようなテーブルつきの椅子ってありますよね。テーブルと椅子がばらばらじゃなくて、椅子にテーブルがついているようなタイプのもの。そういったものを今後やはり議員だけが処遇というか、よいのではなくて、市の職員も、答弁側もきちっと対応されるべきだというふうに思うんです。ですから、そういった事例がひょっとしたら新しいところであるのかなというふうに思います。  ただ、そうするとスペース的に少し、今のパイプ椅子よりはスペースをとっちゃうので、同じ人数が入ってしまうと、さらに委員会室の広さが拡大してしまう。先ほど木村委員からありましたように、じゃあ出席委員をどうするんだ。このことについては余り議論されてこなかったわけですね。しかし一方では、時代の要請含めて、答弁者の制限というか、考え方も整理していく必要があるんじゃないかというふうに私は思いますので、この先の中で議論させていただければというふうに思います。 66: ◯委員長  ほかにございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕  なければ、本日の協議はこの程度にとどめたいというふうに思います。  本日、御発言いただきました項目内容につきましては、次回の委員会までに、それぞれの項目ごとに私のほうで、副委員長とも相談し、整理したいと思います。  また、これから行う宮城県議会の視察や他都市視察を踏まえた御意見もいただきながら、次回の委員会ではさらに協議を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  なお、次回の委員会では、本日御意見のなかった部分についても再度御意見を伺うことにしてまいりたいというふうに思いますので、各委員の皆さんにおかれましてはよろしくお願いをいたします。  次に、他都市視察についてでございます。  本委員会の調査項目でございます本庁舎の建てかえについて及び議会棟及び議会機能のあり方について調査を行うため、来年の1月23日火曜日と24日水曜日の1泊2日で、大阪府堺市及び千葉県習志野市を視察したいと考えております。この件について、皆様から特に御発言ございますか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ないようですので、そのように議長に対して委員派遣の申し出を行いたいと思います。  次に、次回の委員会についてでございます。  年間開催日程では2月1日としておりますが、皆様には事前にお知らせしておりますとおり、2月6日午後1時に変更をしたいと考えておりますが、よろしいでしょうか。               〔「はい」と呼ぶ者あり〕 67: ◯委員長  ではそのようにいたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で予定しておりました日程を終了いたしますが、そのほか皆様から何か御意見等がございましたらお願いをいたします。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 68: ◯委員長  なければ以上で、新たな本庁舎・議会棟の整備調査特別委員会を閉会いたします。  なお、冒頭でお諮りしましたとおり、この後、宮城県議会を視察いたします。午後3時に宮城県議会議事堂の1階ロビーにお集まりいただきますようによろしくお願いいたします。  なお、視察は1時間程度を見込んでおります。  なお、現地で解散いたしますのでよろしくお願いいたします。...